よくある質問

GLOBE MODELS

製品について
Q. 地球儀のお手入れ方法を教えてください。
A. リプルーグル地球儀には、球の表面を保護するための特殊なコーティングが施され、見た目にも美しく仕上げられています。ほこり等は乾いた布で拭いてください。指紋や汚れは固く絞った布で拭き取ってください。アルコールや溶剤などを含んだ洗剤 は絶対に使用しないでください。退色する場合がございますので、できるだけ室内の直射日光の当たらない場所に置かれることをお勧めします。
Q. 地球儀の大きさによって地名の数は違いますか?
A. 球径81cmのディプロマット型では、約21,000の地名、最小の球径23cmの地球儀で約4,500の地名が記載されています。地球儀の大きさにより表面積が異なり、地名の数も球の直径に左右されますが、どの大きさの地球儀も地理学上の見地からは正確と言えます。
地理情報量
球径23cm、30cm:約4,500(日本語版/英語版)
球径40cm:約5,000(英語版)
球径50cm:約6,000(英語版)
球径81cm:約21,000(英語版)
Q. 国名がよく変わるのですが、地図の改訂はどのようにされていますか?
A. リプルーグル地球儀のポリシーは地図を印刷するたびに必ず地図を改訂するという事です。戦争や政治的変動によって国の名前や国境線が変わることもありますが、多くは都市名の変更や人口別に記された都市マークの変更です。一般的には各国 大使館の意向に沿った都市の名称の変更を政府が認めたときに、リプルーグル独自のシステムの中でその変更を実施するの が原則です。売れ行きにもよりますが、大体2年から3年のサイクルで地図は変更されています。また、リフレッシュ・サービスをご利用いただくことで、一度お買いになった地球儀はいつでも最新の地球儀に更新する事が出来ますから安心です。
Q. リプルーグル地球儀の表面の凸凹は何ですか?
A. 凸凹は隆起レリーフと呼ばれ、地球上の山岳地帯をリアルに表現していますから、世界の山脈を目で見て指で触って実感していただくことができます。但し、地球儀上では実際の高さよりも一定の比率で誇張がされています。山岳レリーフは球径23cm、30cmの地球儀、40cmの無照明地球儀と照明付き地勢型地球儀につけられています。また、今のところ球径50cm、81cmの大型地球儀は製法上レリーフをつけることができません。
Q. 照明付の地球儀を購入したのですが、電球が切れてしまいました。どうすればいいですか?
A. ご使用中のものと同じ電球をお近くの大型電気店やホームセンターでお買い求めください。球径30cmの地球儀には25W E12口金のシャンデリア球、球径40cmの地球儀には25WE17口金のシャンデリア球、球径50cmの地球儀には40W E26口金の一般 電球、球径81cmの地球儀には60W E26口金の一般電球を使用しています。規定以外の電球をご使用になられますと、重大な事故の原因となりますのでご注意ください。尚、球径30cm、40cmの製品にはあらかじめ予備の電球が1つ付いておりますのでご利用ください。
Q. 一般家庭向けには、どんな種類の地球儀が一番売れていますか?
A. ワールド・クラシック・シリーズの球径23cm・30cmの地球儀が1番よく売れています。色彩豊かに色分けされたとても見やすい行政型地球儀です。アンティーク調の趣はリビングの雰囲気を高めます。山岳部分は立体隆起加工が 施され地形を実感することができます。プレゼントとしても喜ばれ、ご家族皆様でお楽しみいただくのに最適な地球儀です。
Q. 地球儀を購入したら、緯度線に平行な切り込み線があり、球体の緯度線のずれが気になるのですが?
A. この地球儀は北半球と南半球を別々に印刷した地図をプレスの機械にかけ、半球に成型し、両半球を赤道部分で接合して球体にしています。その際、平面の地図を半球にしますのでしわが発生します。このしわを取除くために緯度線に平行な切り込み線を入れる等、しわを取り除く工夫をしていますが、現在の技術では完全に取り除くことができません。また、山岳の隆起加工も施し、地球の起伏を立体的に表しますが、陸地の山脈部が地表に均等に配置されているわけではありませんので、地図を半球に成型する際に紙の引っ張られ具合が偏り、地図の境目(継ぎ目)で緯度線が合わない箇所が生じてしまいます。弊社では出荷前の検査の基準として、緯度線のずれの最大の誤差を1.5㎜以内と定め、適合基準に合格した製品を出荷しております。どうぞ、ご了承ください。緯度線のずれや切り込み線等が気になるお客様は、球体がプラスチックのバキューム・フォーム製法やハンドクラフト製法で作られた地球儀をお勧めいたします。
地球儀に関するFAQ
Q. なぜ地球儀は傾いているのでしょうか?
A. 地球儀の多くは球が23.5度傾いて取り付けられています。これは地球の北極と南極を結ぶ地軸が、地球が太陽の周りを回る軌道面に対しておよそ23.5度傾いているからです。 地球は常にこの傾きを保ちながら太陽を一周しますから、日の出と日の入りの位置が日々少しずつ変わり、日本では日照時間が一年を通じて毎日変化して季節を作り出します。
Q. 地球儀の各部名称を教えてください。
A. ①タイムダイアル
経度15度で1時間の時差を表します。例えば、タイムダイアルに表示されているAM12時を135度の経度線(日本)にあわせると世界の時刻がわかります。同一経線上は同一時刻となります。(実際には各国の標準時子午線やサマータイム等を考慮しなければなりません。)
②地軸(ちじく)
地球儀が傾いているのは、地球が太陽を周回する軌道面に対し地軸(地球の南北を貫く回転軸)が23.5度の角度で傾いているからです。
③子午環(しごかん)
地球儀の球体の周りに付いているリングの名前です。
*子午環に記されている数字は緯度(北緯・南緯)を表しています。
半円タイプ→東西方向に回転します。
全円タイプ→東西・南北方向に回転するのでニュージーランドや南極など南半球を見る時に地球儀を持ち上げずに見ることができるので便利です。
④回帰線(かいきせん)
太陽が地表を照らす角度(太陽高度、仰角)は季節と時刻によって変化します。いちばん角度が大きくなる正午ごろの場合(このときの太陽の角度を南中高度という)、春分と秋分の日には赤道上で垂直に照らします。また、北半球の夏至には北緯23.4度(23度26分)で、北半球の冬至には南緯23.4(23度26分)度で、太陽が垂直に照らします。この緯度が最も高緯度で太陽が天頂に来る地域であり、前者を北回帰線、後者を南回帰線、あわせて回帰線と呼びます。
⑤赤道(せきどう)
赤道(せきどう)は、自転する天体の重心を通り、天体の自転軸に垂直な平面が、天体表面を切断する線。緯度の基準の一つであり、緯度0度を示す。赤道より北を北半球、南を南半球と呼びます。地球の赤道上1周は約4万kmです。
⑥緯度(いど)
経度とともに、地球上の位置を示す座標の一つ。緯度は、その地点における天頂の方向と赤道面とのなす角度で表されます。赤道が緯度0度となり、赤道より北を北緯、南を南緯と言い、北極点・南極点が90度となります。同じ緯度の点を結んだ線を緯線と言う。緯度1度の距離が約111km。
⑦経度(けいど)
緯度とともに、地球上の位置を示す座標の一つ。経度は、その地点と北極・南極を通る大円と、ロンドンの旧グリニッジ天文台を通る大円(本初子午線)とのなす角度で表されます。本初子午線よりも東側を東経、西側を西経と言い、それぞれ180度まであります。180度線にほぼ沿った経線が国際日付変更線となり、東から西に超えた場合、日付を1日進め、西から東に越えた場合は、日付を1日戻します。
Q. 地球儀で学べる事を教えてください。
A. ①方位
目的地点からの方角がわかります。
例)東京から見たハワイの方角は東=西
  ハワイから見た東京の方角は西=東
  東京の真東=真西
②距離
スケールを使えば2点間の距離、大圏コースがわかります。
例)トロントからバンコックへの大圏コースは北極の真上を通る。
  メルボルンからリオデジャネイロへの大圏コースは南極を通る。
*大圏(たいけん)
球体(地球上)に描くことのできる最大の円。この円は球を正確に二等分します。 球面と平面が交差している場合、共有する曲線は円となる。この内、球の中心を通る平面と球面がなす円を大円と呼びます。球面上に存在する2つの点を結ぶ弧のうち最短距離となるのは、弧が大円の一部である場合である。 地球における大円(だいえん)を特に大圏と呼ぶ。つまり、地球上の二点間を最短距離で結ぶには、大圏の一部であるルートを選択すればよいことになります。これが大圏コースです。経線は常に大圏であるのに対し、緯線は赤道を除き大圏ではありません。
例)赤道、各子午線。
③面積
縮尺が同じであるので国の大きさが正しく比較できます。
例)グリーンランドくオーストラリア大陸く南極大陸
④正形
地図では球体を平面に表すため、正しく形を表せません。 地球儀は大陸・島の形を歪みが無く正しく表しています。
⑤時差
タイムダイアルを使って世界各国の時間がわかります。
例)経度15度で1時間の時差を表しています。(同緯度の場合は時差がありません)
  地球は1時間に15度回転する。
Q. 英語表記と日本語表記の地球儀の違いはありますか?
A. ①高さ
日本語版(メートル・m)
英語版 (フィート・ft)
例)富士山 3776メートル=12388フィート
②距離
日本語版(キロメートル・km)
英語版 (マイル・mile)
例)100マイル=160キロメートル
③温度
日本語版(摂氏20度:20℃ Celsius:摂氏)
摂氏の氷点は0度 沸点100度
*摂氏は、スウェーデン人のアンデルス・セルシウスが1742年に考案しました。
英語版(華氏70度:70°F Fahrenheit:華氏)
華氏の氷点は32度 沸点212度
*華氏は、ドイツの物理学者ガブリエル・ファーレンハイトが1724年に提唱しました。
摂氏20℃=華氏68°F